Cryptocoryne affinis 

マレー半島に自生するクリプトコリネの一種。
細身の葉に凹凸が入り、葉色は緑〜赤茶色まで、環境により変化する。
苞は捩れた独特の形をしており、種を見分けるのは容易である。
基本的には水中向きの種類で、環境が合えば増殖スピードも速い。
一方水上栽培では湿度の低下に弱く、生長速度も遅くなるが、細葉ボコボコ系の中では栽培自体は容易なほうである。あまり酸性に傾かない用土が適しているだろう。自生地によっては水上で非常に凹凸の強く入った丸葉を付けている株も見られるが、栽培下でその草姿を再現するのはなかなか難しい。強光下で栽培することにより、葉はやや丸みを帯びてくる。
一昔前は一般ルートでの入荷が比較的よく見られ、1株数百円での入手も可能だったが、最近は一般ルートでの入荷はほとんどなく、GULAやバースなどのファーム物が時折入荷する他、プライベートルートでの入荷が主になっている。

南タイ産

スンガイカロン産 水中栽培株

スンガイカロン産 M−KESK

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