Cryptocoryne auriculata

サラワク原産の渓流系クリプトの一種。
複数の産地が知られており、大型に育つもの、葉模様はくっきりと入るもの、まったく模様の入らないものなど、個体差がある。
最も本種らしい状態は、ライトグリーンの葉に濃いグリーンで独特の虎斑が入る時で、非常に美しい。光の加減で葉の地色は銀色に見えることもある。
葉模様の入り方は光量に左右されるようだ。
栽培は水上で栽培される事が多いが、ややクセがあり、植え替えや株分けをすると調子を崩す、という話もよく聞く。実際、一度調子を崩すと元の状態に戻すのは難しく、いつまでも小さいままであったり、徐々に矮小化して消滅してしまうこともある。
意外にも水中栽培が比較的容易なので、調子を崩してしまった株は水中に沈めてみるのも良いだろう。水上で栽培し続けるよりも生長が早く、サイズも復活しやすいようだ。
状態よく栽培出来れば、水上、水中ともによくランナーを出し増殖する。



マドール産(水中)


バジュット産(水上)

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