Cryptocoryne usteriana

フィリピンに自生する比較的大型になるクリプトコリネの一種。
いくつかの変異が知られており、葉の凹凸が顕著なタイプや細葉のタイプなどがある。
国内へは、以前は現地採集株の入荷も見られたが、最近では現地の情勢不安もあり、現地採集株の入荷はなく、各ファームから時折入荷する程度。しかしながら、ファームによってタイプが異なるためそれだけでも数タイプ揃えることが出来、なかなか楽しめる。
栽培はどちらかと言えば水中向きの種で状態の良い大磯水槽などで栽培したほうが大型になるが、水上栽培も難しくはなく、用土があまり酸性に偏らないように気をつければ十分可能。
仏炎苞開口部の色は黄色で、タイプによっては縁が臙脂で縁取られることもある。チューブの長さは10cm前後だが、その下の花柄が長く、水上で花芽を上げた場合には自力で立っていることが出来ずに倒れてしまうことがよくある。


デナリー便で入荷したウステリアーナ(デナリーコード C221)


デナリー株の水中葉



アクアフルール便で入荷したウステリアーナ


オリエンタル便で入荷したウステリアーナの仏炎苞

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