Cryptocoryne ferruginea
サラワク原産のクリプトコリネの一種。 主にピートスワンプに自生しているが、産地によっては石灰岩の多い地域に自生しているものもあり、種としての環境への適応能力は高いことがうかがえる。 また、草姿も産地によってバリエーションがあり、小型のタイプ、大型のタイプ、狭葉、広葉、葉の模様の濃淡などが見受けられる。 水中でも栽培は可能だが、通常の水草水槽では矮小化してしまうことも多い。「何か」が足りないと思われる。水上栽培では、酸性用土での栽培が調子が良いようだが、石灰岩の多い地域に自生するものは中性〜弱アルカリ用土で栽培するなどの工夫も効果的と思われる。 環境が合えば生長は比較的速く、ランナーにより増殖する。 適切な施肥、十分な光量下で栽培すると、葉表には独特の模様が入り、非常に美しい。 |
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ケラン産