Cryptocoryne minima

主にマレー半島に分布する丸葉のクリプトコリネの一種。
一部、スマトラにも分布すると言われているが、2007年にスクリリスと思われていた種類がバンカエンシスに分類されたのと同時に、本当のスクリリスと思われる苞がミニマの花を大型にしたような形をしていることが分かり、スクリリスも主にスマトラ島に分布するとされていることから、スマトラ島産のミニマと思われていた種類がスクリリスの可能性もあるのではないかと思う。
本種の仏炎苞はその種小名の通り草体に比べて小さく約3センチほど、リムの先端が後方に反り返る。
リムの色は産地により違いがあり、赤みの強いものから、黄色いものまで確認されている。
いくつかのシノニムも知られており、現在ではタイプ名として使われることもある。
栽培は、ミズゴケとの相性が良く、ミズゴケ栽培では容易に栽培出来る。用土栽培の場合は、自生地から考えて低PH用土を用意する。水中栽培は難しい。
プライベート便で現地採集株が時折入荷する他、増殖株の流通もある。


バトクアル産

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